【トイレの怖い話】 落書き

これは友達が体験した話。
ある晩、彼は会社の同僚と酒を飲んで帰り、
公園のトイレに入ったらしい。
そのトイレは、よくある和式のやつで
壁は卑猥な落書きだらけで、
タバコの吸い殻や雑誌などで
ゴミだらけだったようだ。
その時、ふと1つの落書きが目に入った。
『この女の・・・』
後半は誰かがこすって消したようで読み取ることができなかった。
そして、その下に電話番号が書かれていた。
こんな落書きでも電話する奴多いだろうから、
迷惑電話とか酷いだろうな。
と思った瞬間、
自分の携帯が鳴ったそうだ。
着信番号には見覚えがない。
・・・? この番号。
見覚えがある。
それに気づいた途端に、彼の全身に鳥肌が立った。
この落書きの番号がディスプレイに映っていた。
彼は慌ててトイレを飛び出した。
電話には出なかったらしい。
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